人を動かすものを作る…ということの示唆

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プペル見てないのにここまでドンピシャに「ダメさ」を言い当てられるのって、さすがの知識と思考力
(コメント見てると、「見てないのに…」って突っ込んでる人多いけど、ここまで見なくてわかってるのに、わざわざ見る必要はそりゃなくて当然ですね)

作品がだめだった理由は「メアリーポピンズリターンズ」にも同じことがいえるということ。 >もっと狂ってくれないと大人には面白くない、こどもにはリアルすぎて面白くない
>ディズニーオタク(ディズニーまるごと)が好きな人には受け入れられるだろうが… ディズニーを西野に言い換えると同じ事が言えよう。

失敗の原因
>「作品テーマと作り方が合致してないと」作家性と思想性がでない
 
つまり、素人の集まりがつくる映画というコンセプトだったのにそれをプロに丸投げして作ってもらった。
公開までのPR(一流アーティストを使った)と本作の差を感じてさせてしまった。
そのために作家性(個性、独自性)がない作品になった。
 
思想性を出すというのはよくわからないが、作者たち(オンラインサロンメンバー)の葛藤・矛盾・挫折感を出すことだという。
 
これは、決して映画だけの話じゃなくて、身近な何事でも感じられることだ。行政の新しい企画、ベンチャー企業... 飾ってばかりだと、不信が増す。
 
(子どもたちが自分たちで生まれて初めてやったというお店屋さんが、全機械や電飾、インテリアがすべて整い、オーダーもスムーズ、ファストでみんなが欲しがるハンバーガーセットが格安で手に入るというものだったら…どんなに「僕たちが頑張りました」って言っても商品を受け取る側に心からの感動は届くかな)
 
 
>「パレードの法則」=人数が増えると煮詰まる
>そういうときにまとまりを再生しようと、外に敵を作ってしまうのはただのカンフル剤でありすべきではない。(結果、サロンのカルト化が進む…)
>そうではなく、サロン内のアクティブ率を増やす。口だけの人たちを行動に移させる。
>西野さんだけに考えさせるとそうなる。一流のつながりを作る。
>作品の質は次はどうでもいい。
>作品のメンバーの熱量がでていて、挫折と矛盾も入っていればいい。
 
>サロン外で貯めた信用(評価経済)が外に換金できない(兌換性がない)というのが良くない
唐突に映画の中にでてきた、貨幣の話を思い出した。時間が立つと価値がなくなるようにしてある貨幣だ。 意図的に外への兌換性がないように作られたお金...それゆえにプペルの街は孤立している。 示唆的だ...